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先生方へのコーチング研修

昨日、帯広市教育研究所で「エキスパート教職員実務研修『言葉がけで子どもが変わるコーチング』」というテーマで、講師をさせていただきました。

 

この日の帯広の最高気温は35度と、この夏一番の暑さだったようです。私は、コーチングを20年にわたって教育現場で使ってきたので、外の「暑さ」に負けないぐらい「熱い」心でお話しさせていただきました。

 

ただ受講中に体調を悪くされたら大変ですので、皆さんに「暑くなったら、言ってください。体温が2度下がるよう、私がギャグを言いますので」

と冒頭にお伝えしたところ、すぐに体温が下がったようでした(^^;)

 

私は、コーチングを、子どもたちをはじめ、保護者の方や同僚の先生方にも、いろいろな場面で使ってきましたので、その効果だけではなく、こんな時にはうまくいかないということも、お話ししました。そして、子どもたちと向き合うときに、どのようにコーチングを使えるのかということを具体的にお示ししました。

 

先生方は、90分間ずーっと熱心に話を聞いてくださり、アンケートの「満足度」は、10点満点で換算すると『9.25』でしたので、お役に立つ話ができていたようで、安心しています(^^)

 

研修後、たくさんご感想をいただきました。その中から、ほんの一部をご紹介いたします。

・「具体的でわかりやすい研修でした。経験年数を重ねたからこそ改めて学ぶ機会が大切ですね」(40代女性教員)

・「自信の教育観の振り返りや明日からの実践に生かせる内容でした」(50代女性教員)

・「具体的な場面を例示しながらお話しくださったので、どのような場面で子どもに声をかければいいのかイメージしやすか

  ったです」(40代女性教員)

・「教育観を意識しながら、状況に応じた言葉がけをしていこうと思いました」(50代女性教員)

・「ティーチングとコーチングを使い分けていきたいと思った」(50代女性教員)

・「コーチングの良さは今まで聞いたことがありましたが、いつもそうはいかないんだよなあ、という気持ちもありました。 

  でも今日のお話を聞いていて、低学年などまずはティーチングが適している場面もあると知ることができて、その時々に

  合わせた対応をしていくことが大切だと知ることができてよかったです」(40代女性教員)

・「以前、コーチングの研修に参加したことがありましたが、改めて研修を受け、子供たちの笑顔を引き出すために生かして

  いきたいと思いました」(50代女性教員)

 

コーチングは、教育のための1つの手法であり、手段です。

学校での教育の目的は、一人一人がよさや可能性を発揮しながら、世のため人のためのお役に立ちながら、幸せな人生を歩んでいくための資質や能力を引き出し、伸ばしていくことだと考えています。

コーチングは、まさに個性を輝かしていくために、すごく効果的だと考えています。

先生方がコーチングも生かしながら子どもたちを明るく元気に育んでくれることを願っているのですが、今回、受講された先生方は今日から早速、学校で活用してくれていると想像したら、とても嬉しくなってきます。